「地獄に落ちるわよ」
ひと昔前のテレビ番組でおなじみのセリフを言われなくとも、落ちたくなる「地獄」があります。それが阿蘇五岳の西側に位置する地獄温泉「青風荘.」です。200年以上の歴史をもつ湯治宿で、湯温を調整することなく入れることから「奇跡の温泉」とも言われています。
そんな老舗なのに、「オープンスタッフ」として働くことができます。
というのも、熊本地震で被災して休業していたのですが、2019年に温泉がリニューアルオープン。それを皮切りに、宿泊棟も順次営業を再開している真っ最中で、地震から5年を迎える21年春にようやく全館の営業が始まります。心機一転の宿で、新しい歴史を築くチャンスです。
気になる仕事の内容は、河津誠社長によると「サービス業全般」とざっくり。宿泊とレストランのどちらも本業というオーベルジュスタイルだからです。
特徴的なのは、一流の味を学べること。京都の老舗料亭「菊乃井」で花板を務めた料理長から、その技術を一から教わることができます。
それだけでもスゴいのに「ほかにもあるよ」と河津社長。本格フレンチをはじめ、地元の猟師が獲ったイノシシやシカを使ったジビエ料理、地元の山菜料理など、学べすぎです。果ては「あ、カフェも」と、食後のコーヒーまで、美味しく淹れられるようになるとか。
調理のほか、宿としての接客はもちろん、草刈り、清掃など、業務は多岐にわたります。ちょっと変わった仕事としては、源泉の管理をする「湯守」があります。飲食業、サービス業で新しく事業を始めたい人は大歓迎。「そのために学べることは、どんどん学んでいって」と、どんどん湧いてくる源泉のように太っ腹です。
さらには「自分にあった分野で、能力を伸ばしてもらいたい」が青風荘の方針です。不得意でもやらなければいけない業務もありますが、それよりも「得意」を伸ばして成長してもらおう、というのは温かみが感じられます。
ほめて伸ばす、子育てのようにも思えるのは、家族経営の延長線でやってきたから。いろんな人を雇ってきたそうで、かつては借金苦で首が回らなくなった人、精神的に追い詰められて逃げ込んできた人もいたとか。住み込みで働き、職場結婚の末に子どもが高校を卒業するまで、ずっと住み込みを続けていた人も。そうした人々を受け入れてきた土台があります。
河津社長も地獄温泉で生まれ、育ってきた1人です。いっしょに働く人は、家族同然という思いが強くあります。「どんな人が来ても大丈夫」と河津社長が胸を張って言えるくらいに懐の広い職場です。
落ちたくなる「地獄」は、もはや地獄というよりも、働きたくなる「天国」の間違いではなかろうか。書いていて、そんな気がしてきました。
| 仕事内容 | 旅館業務のサービススタッフ |
| 雇用形態 | 正社員 アルバイト |
| 勤務地 | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽 |
| 希望する人物像 | 初心者、未経験者も大歓迎 年齢はできるだけ若い人が希望 とびぬけた技術やスキルがなくとも毎日コツコツやれる人 地獄温泉を100年後のために磨いていこうという気持ちを持って一緒に働ける人 |
| 応募資格 | 普通自動車免許 |
| 勤務時間 | 7:00~16:00、14:00~22:00など(休憩1時間) ※シフト制 ポジションにより就業時間が異なる場合があります 短時間の勤務も応相談 |
| 給与 | 正社員 月給160,000円~250,000円 アルバイト 時給900円~ |
| 福利厚生 | 社会保険加入 交通費支給(500円/日) 寮、社宅制度有(3食まかない付) 住居手当(10,000円~30,000円/月) 家族手当 |
| 休日・休暇 | 週休2日/シフト制 有給休暇 入社半年経過時点10日 |
| 採用予定人数 | 3人 |
| 選考プロセス |
下記「問い合わせ・応募する」よりご連絡ください。 ①写真付き履歴書 |
| 備考 | 副業可 賞与実績 年2回 |
| 申込・お問い合わせ先 | https://asouto.jp/contact/ |
石川県出身。大学卒業後、地元新聞社で記者として6年半を過ごす。2014年退職後にランニングを始め、3カ月後にアマゾンのジャングルマラソンを完走する。年々フィールドを広げ、砂漠、山岳、雪上など国内外のレースに出場を続けている。ランナー、ライター、ニュースディレクターなどとしても活動中。