【売買】天然水が自噴する農家屋敷で叶える自給自足の阿蘇暮らし

私たちの暮らしに欠かせない、水。

熊本の中心部・熊本市は日本でも珍しい地下水都市であり、水道水のほぼ100%が地下水から供給されています。この地下水は阿蘇山の火山活動により形成された地層を通じてろ過され、長い時間をかけてミネラル分が溶け込んだ美味しい水に。

このように熊本が誇る天然水の故郷とされる阿蘇カルデラとその周辺には多くの湧泉が点在し、その一つに「役犬原湧水郡」があります。

今回ご紹介する物件はそんな役犬原地区にあるお家。さっそく拝見してみましょう。

敷地のボーリング井戸から湧き出る清らかな水!

阿蘇市の中心、阿蘇市役所や阿蘇神社から車で約5分。阿蘇駅にも車だと10分ほどで行ける住宅街の一角に、今回ご紹介する物件はあります。

住宅地の細道を抜けると視界が開け、奥の方に見えるのがお目当ての家。敷地全体を合計すると約1700㎡にもなります。手前の左側に見える土地もすべて敷地です。

家の中へ入ろうとすると、小川のせせらぎのような水の音が。家の脇を見ると水汲み場が据え付けられ、澄みきった湧水がこうこうと流れ出しているではありませんか! こちらは売り主さんが敷地にボーリング工事を行い掘り当てた地下水で、田畑はもちろんキッチンやお風呂、洗面所の生活用水としても使われているそう。自由に使える水源が我が家の敷地にあるなんて、うらやまし過ぎる!昨年末に飲料水として適しているかの検査を実施し、水質基準に適合するというお墨付きをいただいています。

母屋の脇に設置された水汲み場。清らかな水が絶え間なく湧いています。

母屋の裏手にボーリング井戸があります。こちらから母屋まで水道管を繋ぎ、生活用水として使用されています。

800㎡の農地で四季折々の作物を収穫する

こちらのお屋敷の農地面積を合計すると約800㎡となかなかに広大です。土や水はけの状態、日当たり、風の通りなどがそれぞれ異なるでしょうから、四季折々の作物を植えて成長の違いを見守る日々もまた、生活に潤いを与えてくれそうです。(空き家に付随した農地の特例制度を利用して、農業をされていない方でも農地を購入することが可能です。)

敷地の南と北側の2カ所に畑があり、現在は南側の畑で売主さんのご親戚が野菜を栽培されています。

お屋敷の北側縁側の外に広がる農地部分。畑やガーデン、遊び場など、どんな使い道にしようかと想像するだけでワクワク。

母屋の隣にある納屋もなかなかの大きさ。車庫や貯蔵庫として重宝しそうです。

伝統的な農家住宅を自分好みにリノベする

では、家の中を見てみましょう。1階の5DK+2階屋根裏となっています。もともとは畳敷きの和室5つという造りでしたが、こちらの家を賃貸にしていた際、借り主さんが2室を洋風にセルフリノベーションし、フォトスタジオとして使われていました。

南側の玄関。L字形の上がり框(かまち)を設け、広々とした出入りしやすい造りとなっています。

玄関右手の和モダンな格子戸。経年美を帯びた飴色のツヤめきにうっとり。

格子戸の向こう側はフローリングとクッションフロアの部屋が2間続きに。床の間のある奥の部屋は、以前の借り主さんがフォトスタジオとして使うために石膏ボードの壁を造り、白いペインティングを施しています。

床の間側から見た2間。南側の広縁は日当たり良好で、庭越しに根子岳を一望できます。

掘りごたつで一家団らん。3間続きの和室

DIYされた2部屋の向こう側には3つの和室が隣接。

石膏ボードの壁で仕切られていますが、本来はフスマで仕切った田の字形でした。こちらも以前の借り主さんによる施工で、石膏ボードの壁を取り外せば元のようなフスマの仕切りへと回復することもできます。

3間続きになっている北側和室。こちらにも縁側があり、南と北の縁側にある窓を開放すれば、風が抜けていきます。

一部屋の畳をめくると地中に炉が切ってあり、囲炉裏や掘り炬燵(ごたつ)として使えます。こたつを囲んで温かい鍋をつつく。穏やかな田舎暮らしの幸せをしみじみと味わえそう。

畳敷きの北側和室に面した縁側。天井や廊下に古き良き日本建築の美が宿ります。

また、キッチンには2つの水道管が通っていて、阿蘇市の水道水と自噴する湧水を両方使うことができます。熊本の貯水池ともいえる阿蘇だけに枯渇する心配はないものの、万が一に備えて水の供給をリスクヘッジできるのは安心です。

いかがでしたか?わが家から湧水が自噴しているというのは、なかなかレア。以前住んでいた方が引っ越しをしてから約2年経過し、手直しが必要なところもございますが、飲用水にお金をかける今の時代、これほど恵まれた暮らしはないでしょう。

車を5分ほど走らせればドラッグストアや飲食店など生活に不自由のない立地も魅力。心もカラダも清らかになれる湧水郡の里で、新しい暮らしをスタートしませんか?