熊本県北東部に位置し、山林に囲まれた阿蘇郡小国町。町内には良質な温泉施設が点在し、ノーベル賞を受賞した微生物学者で2024年から新千円札の肖像画に採用される北里柴三郎の出身地としても、静かな盛り上がりを見せています。そんな小国町の中心地付近に登場したのが、今回ご紹介する物件です。
では、さっそくご紹介していきましょう!
阿蘇方面から大分県日田市へと続く国道212号から一本入ったところにある、こちらの物件。道路から山側へ入った閑静な住宅地にあるので、車の往来も気になりません。お隣さんの家とは程良い間隔が保たれていて、もし小さなお子さんが家の中で騒いでも、神経質にならずに暮らせそうです。
日常の買い物は、家から車で約5分行ったところにある「マルミヤストア」や「フレイン」、「ダイレックス」などのスーパーやディスカウントストアへ。休日にはドライブがてら、1時間弱ほど足を伸ばすと、大分県の日田市や竹田市もショッピング圏内。家から2km以内の場所には保育園や小・中学校もあって、スクールバスが運行されているので、子育て世代も安心です。
では、どんなお家かというと……。
ハイ、こちら!
威風堂々、約325㎡のゆとりある敷地に建つ木造2階建です。手前の納屋から母屋にかけてL字型に繋がり、「腕利きとして知られる小国町の大工さんに施工してもらいました」と売主さん。地元特産の小国杉を使って建築したとのことです。
敷地の入り口で最初に目に留まるのが、どっしりと鎮座する立派な庭石。縁側の踏石にも用いられているこれらの石は、この家を建てた売り主さんの父親と大工さんが、阿蘇郡南部の高森町からはるばる運んできたそう。自然ならではのダイナミックな造形美にうっとりです。
数年前に外壁と屋根瓦を塗り直してあるので、築30年とはいえ古びた印象がありません。
お待たせしました! 家の中に入ってみましょう。
間取りは、なんと6DK。多世代の大家族、あるいはお子さんの多いご家庭にぴったりです。
1階の南向きと西向きにL字型の広縁が設けられ、昼間から夕方にかけて日当たり良好。天気の良い日は、洗濯物もあっという間に乾いちゃいます。広縁をサンルームがわりに応接セットを置いて、優雅なティータイムを楽しむのもよし、ゴロンと手足を伸ばして昼寝するのもよし。
左画像は玄関から見た西向きの広縁、右が2間の和室に面した南西向きの広縁。雑巾掛けをするうちに、足腰も鍛えられそう!
南西向きの広縁に面した2間の和室。欄間や床の間も立派です。
広々としたキッチンは茶の間とひと続きになっているので、友人やご近所さんを招いてホームパーティーを開くことも!
手入れの行き届いた浴室は、タイル張り&ホーローのバスタブがどこか懐かしい雰囲気。
トイレは2つあり、洋式とは別に男性用小便器があるので、バタバタする朝の時間帯に大助かり。
玄関もこ〜んなに広々。玄関を上がってすぐ左手には、6帖の和室があります。
ここまでご紹介したのが4つのお部屋とキッチン、バス&トイレ、2方向に面した広い縁側。普通であれば、これだけでも十分といえますが、ようやく中盤、フルマラソンでいえば折り返し地点。どうぞ最後までお付き合いいただけますと幸いです。
ということで、2階へ上がってみましょう。
まずはご覧ください、この眺望。
すぅーっと大きく深呼吸したくなるのは、私だけでしょうか?
至るところに設けられた窓を開放しておくと、さらりとした爽やかな風が部屋を吹き抜け、売主さんによると「夏でもエアコンを使わず、快適に過ごしていました」とのこと。
窓越しに外を見渡すと、杉の木立や田園地帯が広がり、まるで部屋に飾った風景画のよう。夢に描いたような里山の暮らしを、日々の五感で享受できます。
2階は洋室と和室の各1室。あらゆる窓から木立を見渡すことが出来て、家にいながら森林浴気分を味わえます。
続いては一旦、玄関から外へ出てみましょう。
こちらの納屋はもともと、米の保存倉庫として使われていたもの。棚があるので整理整頓にも便利で、バイクも格納できる広さがあります。
天井を見上げると、納屋とは思えないほど見事な梁が。
と、ここまでは「お値段以上」の利点をご紹介してきましたが、やはり築年数30年余りとあってそれなりに劣化も見られ、フローリングのたわみなどリフォームが必要な箇所あります。
玄関正面の「広縁」、そして「キッチン床」のフローリングを歩くと一部にたわみがあり、指先に「おや?」と感じるものが。今すぐ陥没する心配はないものの、気になる方は引越し前に専門業者さんへ依頼して修復されることをお勧めします。ちゃんと直したい場合は床をすべて貼り替えることとなるため、それなりの金額がかかりますが、DIYが好きな方でしたらご自身で修復していくのも楽しいかと。
大家族がゆとりを持って暮らせる6DK+納屋の間取りと、来客時にも困らない十分な広さの駐車スペース。そして、周りに気兼ねなくプライベートが保たれる居住空間。
「田舎暮らしと言うと“近所付き合いが面倒”という方もおられるかもしれません。ですが、この地域ではお互いにほど良い距離感を保ちつつ、ゆるやかなコミュニティーが形成されていますので、バランスの取れた暮らしやすい住処だと思います」と家主さん。
マイナスイオンたっぷりの山々に囲まれて暮らし、休日には温泉ざんまい。車で1時間ほど足を伸ばせば、大分にも観光へ行ける。心身ともに満たされる小国町に、あなたの理想郷が待っているかもしれません。