家は、どこで建てるかより、「誰と」建てるか。—阿蘇市西町 シガホーム

家づくりは、人生の中でも大きな決断です。
だからこそ大切なのは、会社の規模や知名度以上に、「誰が向き合ってくれるのか」ではないでしょうか。阿蘇で60 年以上、地域とともに歩んできたシガホーム。
その家づくりの軸にあるのは、派手さではなく、誠実さです。

1961 年創業。大工の先代から始まったシガホームの家づくり

創業は1961 年。
阿蘇郡産山村で、現社長の父が大工として工務店を立ち上げたのが始まりです。

氷点下になる冬。小国杉をはじめとする熊本県の地域材。

厳しい自然と向き合いながら、阿蘇の気候に適した家づくりを続けてきました。

現社長もまた、将来の継承を見据え工業高校建築科で学び、別の大工のもとで修行。その後21 歳で家業へ。営業、設計、見積もり、施工すべてを自ら担い、現場で叩き上げられてきた技術者です。

現在は阿蘇市へ拠点を移して12 年。これまでに100 棟以上を手がけてきました。
完全オーダーメイドの注文住宅のため、同じ家は一つもありません。
さらに住宅だけでなく、地域団地や公共事業、阿蘇市波野の神楽殿イベントデッキ制作なども手がけています。

長く続く理由は「紹介」が多いこと

「お願いしてよかった」
「家づくりを考えている友人に紹介したい」
そうした声から、新たなご縁が広がっていく。それがシガホームの大きな特徴です。
高品質を適正価格で提供すること。そして、完成後も誠実に付き合い続けること。
特別な宣伝をしなくても選ばれ続けている理由は、ここにあるのかもしれません。

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阿蘇を知り尽くし、担当者が変わらない「安心」

阿蘇の冬は厳しく、水道管の凍結や破裂のトラブルも珍しくありません。
「施工側として最善を尽くしても、気候の影響で不具合が出るのは本当に辛い」と社長は話します。
だからこそ、何かあればすぐ駆けつけられる距離を大切にしています。
エアコンや給湯器の不具合など、ちょっとした困りごとにも迅速に対応。家は、建てて終わりではないからです。
窓口は、社長自身。設計士や職人と連携しながら、最初から最後まで伴走します。

特定のメーカーの押し付けもなく、「できません」と先に線を引くこともしない。
どうすれば理想を形にできるか。
その視点で、提案を組み立てています。

阿蘇で暮らすための、将来を見据えた性能を提案

そんな志賀社長が惚れ込み、採用しているのが、北海道生まれのファース工法を取り入れた「ファースの家」。(参考:「ファースの家」とは

高気密・高断熱により、冬は暖かく、夏は涼しい。阿蘇の寒暖差に対応できる性能です。
目先の価格だけでなく、数年後に追加費用がかからないよう
将来の光熱費やメンテナンス長期的な費用対効果まで見据えた提案する。

近年の寒波(阿蘇市ではマイナス12℃を記録)でも、水道管凍結や水廻りの凍結による不具合の報告はゼロ。この土地だからこそ、その性能が活きています。

▼ファースの家については、こちらの動画でも詳しく紹介されています。

(建築中現場・施主インタビューでも、実際の体感についてご紹介します)

本音で向き合う家づくり

家づくりでは、家族構成や予算だけでなく、住宅ローン審査に影響する細かな事情まで共有してもらうこともあるそうです。
限られた予算の中で何を優先するのか。経験に基づいて、現実的な提案を行うためです。
また、モデルルームの“ハイスペック仕様”と実際の予算とのギャップも熟知しています。
実は社長自身、熊本地震で自宅が被災。その後、自宅をファース仕様で新築し、「体感性能」を実感しました。だからこそ、検討中のお客様には自宅や施主宅へ招き、実際に体感してもらっています。

社長が大切にしているのは、「お客様の喜ぶ顔が見たい」という想いです。
必要なところに、必要な性能を。
過度なスペックではなく、暮らしに合った選択を。
価格だけを追う家づくりはしない。
デザインだけを優先する提案もしない。
適正価格で、期待以上に暮らしやすい家をつくる。


その姿勢が、信頼につながっています。

ほがらかで気さく。
けれど、家づくりには一切妥協しない。
土地を託す会社として——
長く暮らす家を任せる存在として——
選ばれ続ける理由は、そこにあります。

ほがらかで親しみやすい社長ご夫妻。建てた後も続くご縁を大切にしています。

続いては、
建築が進む阿蘇市一の宮町を実際に訪ね、“現場の空気”をお届けします。

完成前の現場が、信頼を決定づける —建築中の住まいを訪ねて

土地と会社を知ったあと、最後に確かめたいのは「実際の現場」です。
「性能は、数値や図面よりも現場を見てもらいたいんです」
と志賀社長に案内され、阿蘇市一の宮町に建築中の住まいを訪ねました。

こちらの住まいは、2 人暮らしにちょうどいい平屋の3LDK。敷地25 坪に、カーポートと畑スペース付き。南側には畑を設け、リビングからその景色を眺められる間取りです。

屋根裏でわかる、本気の断熱施工

完成後には見えなくなる部分。そこにこそ、施工力は表れます。

 

脚立を上がり、屋根裏へ。
目に飛び込んできたのは、壁から天井まで真っ白に覆われた空間。
隙間なく吹き付けられた断熱材が、家全体を包み込んでいます。

採用しているのは「ファースの家」専用断熱材〈エアクララ〉。
断熱と同時に気密の役割も担うウレタン樹脂系素材の断熱材が屋根や壁全体に吹き付けられています。厚みは約100mm。吹き付けた断熱材はカチカチに固まり、年月が経過しても性能が落ちる心配はないそう。

手間も時間もかかる工程ですが、この“ひと手間”が性能を支えています。

床下にも断熱材が隙間なく密着し、高い気密性と断熱性を同時に確保します。

天井裏にある「家の心臓部」

屋根裏には太いダクトが巡り、エアコン・熱交換器・送風ファンユニットが設置されています。

冬は暖気を床下へ送り、足元から家全体を温める。夏は天井裏を冷やし、輻射で下階の温度を下げる。一定温度の空気が循環し、住まい全体を包み込む。いわば“魔法瓶”のような構造です。

約2 時間で室内空気の約90%を入れ替え、外気はクリーンな状態で循環。
床下には調湿剤「ファースシリカ」を敷設し、湿度や化学物質、においまで吸着・放出をコントロールします。こうして成り立つのが「健康空気循環システム」です。

窓まで含めて「高断熱」。ファースの家は「省エネ基準6 以上」が標準仕様

住宅全体から逃げる熱のうち、約3 分の1 は窓からといわれます。
そのため断熱性能の高い樹脂サッシを採用し、アルゴンガス入りトリプルガラス仕様としています。
ちなみに一般的な住宅の標準は「省エネ基準4」といわれていますが、シガホームでは、ファースの家を採用し、標準仕様で「省エネ基準6 以上」を実現しています。

寒さが厳しい阿蘇の冬でも結露を防ぐ高断熱サッシ。暮らしの快適さは、細部から生まれます。

高気密高断熱がもたらす暮らしの変化

数字以上に大切なのは、日々の体感です。
・部屋間の温度差が少なく、ヒートショックを防ぐ
・結露やカビが発生しにくい
・少ない冷暖房で快適温度を維持できる
・構造体が湿気に強く、家が長持ちする
・24 時間、さらりとした空気環境が保たれる
エアコン1 台を基本24 時間稼働させても、オール電化住宅で月の電気代は平均すると約2 万円前後という事例もあります。ファースの家を採用すると、そのぶん初期費用はかかります。
しかし光熱費、健康、耐久性まで含めたトータルコストで見ると、長期的メリットは大きい。
志賀社長は、その視点で提案を行っています。

移住後の新しい人生へ

こちらの住まいの施主ご夫妻は現在、東京在住。
ご主人の定年を機に、故郷・阿蘇へ戻る予定です。細部は志賀さんを信頼してお任せしているとのこと。この家で、新しい暮らしを始める日を心待ちにされています。完成した家を見る前に、建築中の姿を見せてもらえたこと。それが、施工力の何よりの証明でした。

最後に、15 年前に建てられた住まいを訪問し、「時を経た家」が語る信頼をお届けします。

15 年後も変わらない安心。—時間が証明する、信頼の家づくり

玄関を開けた瞬間、思わず「わぁ」と声が出た

玄関からリビングへ足を踏み入れた瞬間、思わず感嘆の声が漏れました。
南側の壁一面に広がる大きなガラスサッシ。
その向こうには、ウッドデッキと美しい木立。
まるで一枚の絵のような景色が、室内とゆるやかにつながっています。

屋外と屋内がシームレスにつながる設計。
室内にいながら、テラスでくつろいでいるような開放感です。
壁には杉材、床には檜。天然木に包まれた空間は、15 年という年月を経てもなお、やわらかな温もりを保っていました。「最初はクロスでいいと思っていたんです。でも、“せっかく良い木があるから”と志賀さんに勧めてもらって。今では本当に気に入っています」

リビングは吹き抜け。
太い梁がアクセントとなり、空間に伸びやかなリズムを与えています。

小石を埋め込んだ土間と塗り壁が印象的な玄関。リビングの引き戸には、奥様のご実家で使われてきた家紋入りのガラスをはめ込み、和モダンな雰囲気に。

通常なら冷暖房効率が気になる設計ですが、この家ではその不安はありません。
室内にはエアコンが見当たらず、取材日は2 月にもかかわらず、上着もいらない穏やかな室温です。
設置されているのは、屋根裏に据えた一般家庭向けエアコン一台のみ。
家全体を包み込む空気の循環が、15 年後も変わらず機能していました。

室温・湿度を一括管理する専用コントロールユニット。室内・外気・天井裏・床下の温度が表示され、ボタン一つで最適な環境に調整できます。

久留米から阿蘇へ。第二の人生の舞台

施主のK さんご夫妻は、久留米から移住された70 代。テニスを通じて阿蘇を訪れるうちに「退職後はここに住みたい」と思うようになったといいます。水と空気がおいしく、星が美しい場所。その暮らしを支える住まいとして選んだのが、シガホームでした。建築地は、阿蘇郡高森町。約15 年前に完成した住まいです。

建てる前の葛藤

土地が決まり、いよいよ家づくりが始まる――
その道のりは、決して順風満帆ではありませんでした。
ご夫妻は当初、他社にも見積もりを依頼し、何度も打ち合わせを重ねたといいます。
しかし設計変更を希望すると、予算を理由に仕様の見直しを求められることが続きました。
天井を下げる。部材を減らす。
打ち合わせを重ねるほどに、当初思い描いていた住まいが少しずつ縮小していく。そんなもどかしさを感じていたそうです。
ご主人はとくに断熱性能に強いこだわりを持っていました。阿蘇で暮らす以上、寒さへの備えは妥協したくなかったのです。そんな想いを受け止めたのが、志賀社長でした。

「体にやさしい工法があります。じつは、まだ我が社では施工実績がないのですが、責任を持ってお勧めできるものなので、ぜひ検討していただきたい」
当初の予算を上回る提案でしたが、その言葉に嘘はない。奥様は志賀社長を信じて、ご主人の背中を押しました。
「せっかく建てるのだから、納得できる家にしましょう」
性能への投資は、暮らしへの投資。その決断が、15 年経った今も続く安心につながっています。

住んで15 年、実感していること

「この家に住んでから、風邪をひかなくなりました」
特に冬の安心感は大きいといいます。トイレや浴室との温度差がほとんどなく、ヒートショックの不安がない。北側の部屋も、吹き抜けのリビングも、温度はほぼ一定。
布団を季節ごとに替える必要もなく、服装も一年を通して大きく変わらない。屋根裏のエアコンは一年中つけっぱなしで、旅行で1 週間留守にしても、帰宅すれば変わらぬ快適さが迎えてくれます。

「快適温度は人それぞれ。屋根裏に張り巡らせたダクトの配置によって、部屋ごとの温度を微調整することもできます」

数字ではなく、体感。それが15 年続いているという事実こそ、何よりの証明です。

建てたあとも、関係は続く

そして印象的だったのは、完成後の関係性でした。
15 年経った今も、社長ご夫妻と食事に行く仲。「もう、なくてはならない存在ですね」とK さんは笑います。設備の清掃や外壁塗装の相談にも、信頼できる職人を紹介。「紹介するなら、自信をもって勧められる人だけ」と志賀社長。家を建てたら終わりではない。暮らしが続く限り、関係も続いていく。それが、シガホームの姿勢です。
だからこそ、K さんは家づくりを検討している友人に、こんなふうに伝えているといいます。

 

「我が家に泊まってみたら分かるよ」

 

言葉で説明するよりも、体感してほしい。
その一言に、15 年の信頼がにじんでいました。

インタビュー中、振る舞っていただいたケーキは奥様手作り。手先の器用な奥様が掘ったという木彫の作品が至るところに飾られ、心豊かな暮らしぶりがうかがえます。

家は、“完成”がゴールではありません。
15 年経っても、「任せてよかった」と言えること。それが、この家のいちばんの価値でした。

シガホーム(有限会社 南部志賀工務店)

〒 869-2222

熊本県阿蘇市西町86-1

TEL:0967-34-1122

HP:https://shiga-home.com/

▼ファースの家について、もっと知りたい方はこちら

高性能・健康住宅「ファースの家」とは