今回は、我が家の子ども達と一緒にイチゴ狩りへ行ってきました。実は私も子ども達も、イチゴ狩りは初めて。ドキドキとワクワクが止まりません。
木之内農園は1985年(昭和60年)創業の歴史ある農園。
苺を中心に栽培し販売を行っています。いちごの種類は、ゆうべに・かおりの・恋みのり・よつぼしなど10種類ほどあり、豊富なラインナップ。
1989年(昭和64年)にイチゴ狩り園を開園。1994年(平成6年)には加工工場を建設し、自社農園のイチゴを使ったジャムの製造、販売を開始しました。
イチゴ狩り園のハウスは、広い農園の中に複数あるとのことで、無料の送迎バスに乗って向かうことに。
私たちが案内されたハウスは、受付からバスで1~2分ほどの場所にありました。
到着すると、まずはスタッフの方から簡単なレクチャーを受けます。ハウス内では、イチゴの受粉を助ける蜂が飛んでいるけど、とても温厚なので安全だということやイチゴの正しい収穫方法など、とても分かりやすく説明をしてくれました。
さぁいよいよイチゴ狩りです。私も子どもたちも目はきらきら、お顔はにんまり。はやる気持ちが抑えられません。
イチゴ狩り園のハウス内はとても広々。当日は雪が降り、とても冷え込む日でしたが、ハウス内は上着を脱ぐほどぽかぽかで暖かでした。高設栽培なので、しゃがまずに摘むことができるのも魅力的。子ども達も私の手を借りず、自分の手でイチゴを摘み取ることができました。
スタッフの方に教えていただいたイチゴの収穫方法をご紹介!
まず二本指でヘタの上の茎を挟み、イチゴを優しく包み込みます。そして、軽く手首を自分の方へひねります。「ポキッ」と音がしたら、その音が上手に収穫できた合図です。決して強く引っ張らないのがコツ。写真で実践してくれたのは6歳の娘ですが、すぐにコツを覚えて上手に収穫することができました。
ハウスの中では、とても温厚で働き者な蜂さんが花粉をおしべからめしべに運んでいました。
「おいしいイチゴが実るように」とせっせとお仕事中。追いかけたり、大声を出したりすると蜂が驚いてしまうそうなので、そーっと静かに見守りながら撮影しました。
一度に10種類ものイチゴを同時に味わえるなんて。これこそがイチゴ狩りの醍醐味です!
甘味が濃厚なものから、爽やかなものもあるし、小粒や大粒、歯ごたえ、香りなど、イチゴそれぞれの特徴がはっきりと分かり、食べ比べるのがとても楽しい!
子ども達も「大きい!!」「こっちが可愛い!」などイチゴを頬張りながら、興奮状態。自分好みのイチゴ探しに大忙しです。
子どもたちの、一番のお気に入りは熊本県で開発されたオリジナル品種のイチゴ「ゆうべに」。
熊本の「熊」(ゆう)とイチゴの「紅」(べに)を合わせて、その名がついたそうです。
「ゆうべに」は、少し大き目な粒で、果肉がしっかりとしていながら、しっとりジューシー。イチゴの中では糖度がトップクラスなのだとか。
「一番甘いもの食べたい」と慎重にイチゴを探して、厳選した一粒一粒を口に運ぶ息子。
それに対して、手あたり次第ひたすらに「ゆうべに」を頬張る娘。2人とも、無心になって探しては頬張っていました。すっかり「ゆうべに」の虜になったようです。
お次は、大玉と言ったら「恋みのり」。果房が長く伸びて、見つけやすく、実りがとてもよい、収穫量も多い品種のイチゴです。
そして気になるのはその名前の由来。「いちごを通して贈った人の想いが叶う(恋が実る)ように」という思いからその名がついたそうです。なんてロマンチックなイチゴ。
こちらが「恋みのり」。大玉で、貫録のある見た目。果肉も固めで、歯切れがよく「シャクッ」と噛む感じ。一粒の満足感は優勝でした!
恋みのりの大きさは、息子の頬張り方にご注目ください。
大きな口を開けても「恋みのり」が口に収まりきっていないことがよく分かります。(ちなみに息子は小学4年生。周りのお友達と比べると大きい方です。)
ちなみに私のお気に入りは「かおりの」。その名の通り、香りが特徴的な品種です。頬張ると口いっぱいに爽やかな香りが広がります。果実は固く、歯ごたえがありつつも、ちゃんと甘い。なんと言っても、見た目が一番スマートでスタイル抜群です。
こちらが「かおりの」です。小粒なので、一口でパクっと食べられます。一口ですべてを味わいたい欲深い私には、ぴったりのイチゴです。
印象に残ったイチゴは、こちらの「雪桜」。別名「ホワイトスター」とも言います。
色合いがかわいらしい淡いピンク色で、種が赤くなるのが特徴。種が赤く色づくと食べごろのサインです。希少で見た目も珍しく、ギフトとしても人気者だとか。
こちらが「雪桜」。酸味が少なく、優しい甘みがあります。子ども達は、食べごろの「雪桜」を探す宝探しを楽しんでいました。
イチゴ狩りの締めくくりに、それぞれ好きな品種を何種類か摘んできて、じっくり観察しながら食べ比べ大会です。「これは、甘いからゆうべに!」「こっちは、大きい!恋みのり!」と楽しそう。
イチゴの品種によって、それぞれの特徴があることを楽しくおいしく学ぶことができ、満足そうな子供たちでした。
イチゴ狩りを終えて、受付ハウスに戻ってきました。子どもたちはハウス内にあるおもちゃや本で遊ぶ中、私は販売コーナーを楽しみます。
販売コーナーには、農園で収穫したイチゴや自社工場で作ったジャム、獲れたてイチゴを使ったスイーツがあり、スイーツはその場で味わうことも。スイーツやジャムは、新鮮な果物を贅沢に使った、農園だからこそ提供できる味。お土産にもおすすめです。
イチゴ販売コーナーでは、朝採れの新鮮なイチゴのみを販売。
朝採れイチゴを使ったスイーツ販売コーナーは、イチゴ販売コーナーのすぐ隣にあります。
生いちごソフトは通年販売。フレッシュいちごジュース、生いちごシェイク、盛り盛りイチゴソフトクリームは、イチゴの季節のみ(12月末から5月末)の期間限定です。新鮮なイチゴを贅沢に使ったイチゴスイーツを堪能できます。
スイーツ販売コーナーの横には、自社工場で作ったジャムが並んでいます。
ほとんどのジャムを試食することができ、私もいくつか試食させてもらいました。
農園だからこそ果物を惜しみなく使っているそうで、果物本来の素材の良さが光る贅沢な味わい。
甘さもしつこくなく、果実本来の甘味を感じられるます。
その中でも私のお気に入りは、プレミアムシリーズの「SHIRANUI &HARB MARMALADE」。
不知火(しらぬい)とハーブが入ったマーマーレードで、ハーブがほんのり香り、柑橘のさっぱりとした味わいでお肉料理にもよく合うそうです。自宅用に購入し、早速子ども達と一緒にパンケーキをホットプレートで焼いてジャムと一緒に食べてみました。一般的なジャムに比べ果肉が多いので、塗るというより、のせるという感覚です。マーマレード特有の苦みは控えめなので、子ども達もぺろりと完食していました。
たくさんのイチゴを食べて、新しい発見もたくさんあったイチゴ狩り。
受付ハウスではおもちゃで遊んだり、本を読んだりして、木之内農園を堪能した一日となりました。
イチゴ狩りの時期は、12月末頃から5月末頃まで。
イチゴ狩りの期間が終わる頃からは、農園にはお花畑が広がるそうです。熊本地震で土色になってしまった南阿蘇を花で彩り、元気にしたい…。そんな思いから始まった取り組みで、お花畑の無料開放をしています。
子どもたちは、お腹も心もいっぱいで大満足!帰りの車内では早くも「また行こうよ!」と話していました。次は、農園いっぱいのお花畑に家族で行きたいと思います。
阿蘇いちご畑 木之内農園
〒869-1401
熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野203-1
開園期間:2025年12月27日〜2026年5月中旬
営業時間:9:00~17:00
※年度によって開園時期は異なります。
詳しくはSNSでご確認いただくか、直接お電話でお問合せください。