空き家バンクと不動産会社を上手に活用しよう。

こんにちは。

2016年4月に起きた熊本地震のボランティア活動がきっかけで、熊本県の阿蘇地域に移住をして、阿蘇の空き家の活用をしているアソウトの石垣(ガッキー)です。

移住した阿蘇は当時、インターネットに掲載されている賃貸・売買物件の登録件数が少ないのが現状で、地方(阿蘇)に移住する際には物件探しに苦労をするということを自分自身も体験しました。

しかしながら、地域に関わり始めて周囲の方々のお話を聞いてみると、「空き家を持っているけど売るにしても貸すにしても片付けるのが大変」、「知らない人に貸すのはちょっと、、」、「そもそもどうしたらいいか分からない」、など空き家の扱い方に困っている人も多くいることがわかってきました。

そこで、阿蘇地域で眠っている空き家を活用して、阿蘇に住みたい方に紹介することができないかと考え、2018年6月に阿蘇の空き家を活用することをメインの事業とする合同会社阿蘇人(アソウト)を設立して、日々空き家の所有者さんと住まいを探している方々のご相談に乗っています。

私たちがその中で培った知識を少しずつ共有できたらと思い、「地方に移住する時の物件選びのポイント」というタイトルで連載をしていきます。

記念すべき1回目は「空き家バンクの上手な活用編」です!

全国の自治体にある空き家バンクですが、「名前は聞いたことあるけど利用したことはない」という方が大半だと思います。

・そもそも空き家バンクって家探しをどこまでサポートしてくれるの?

・空き家バンクと不動産会社はどう違うの?

・空き家バンクに相談すれば不動産会社に相談しなくても大丈夫なの?

といったような疑問を持たれている方も少なくないと思いますし、私たちもこういったお問い合わせをいただきます。というわけで、まず空き家バンクとはどういうものかを説明いたします。

空き家バンクは物件の紹介まで。

空き家バンクとは、地方自治体(市町村)が空き家の賃貸や売却を考えている方から情報提供(空き家の登録)をしてもらい、空き家を希望する方へ情報提供をする仕組みのことです。多くの自治体では、移住定住の担当者の方が運営をしており、その自治体内の移住・定住に関わる独自の制度や暮らしの情報も教えてくれます。

空き家バンクでは物件の紹介までを行ってくれますが、その後の売買契約や賃貸借契約に関与することはありません。空き家の所有者さんと直接契約をするか、不動産会社を介して契約をする必要があります。

不動産はリンゴを買うようにはいかない。

空き家バンクはその地域の空き家の物件紹介とマッチングまでサポートしてくれるので、スムーズに空き家を見つけることができます。

ただし、いざ契約となった際は空き家バンクでは契約のサポートまでは行っていないため、直接オーナーさんと契約をする必要があります。

今まで不動産の契約をしたことがなく(売買契約はしたことがない方が多いと思います)、契約書の内容、契約の条件、登記や決済の仕方など少々煩雑な購入までの流れについてどうしていいかわからないし不安だという方も多いのです。

そのような方は私たちのような不動産会社を介して契約を行うことをお勧めです。不動産会社は、売主と買主の間に立って、条件の折衝や、契約書類の作成、契約に関するリスクの回避やトラブル防止など、不動産取引をサポートします。

まずは空き家バンクでの情報収集から始めてみる。

契約のサポートまでは行っていない空き家バンクですが、物件の紹介やマッチング以外にも、地域独自の助成制度や、地域の暮らしのことなど、住まいの事以外の相談にも親身になって話を聞いてくれるので、移住を検討している方は、まずはその地域の空き家バンクに問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

アソウトでは、空き家バンクとの連動で、空き家バンクへの登録や、効果的かつ手間なく物件の募集ができます。また、阿蘇に詳しいく、移住者目線(私も埼玉からの移住者)での物件探しができます。お気軽にお問い合わせください。

次回は「空き家の物件の状態を見分けるポイント」をご紹介します!