産山村の古民家という選択

時代の流れを感じる暮らし

外観は普通の古い家屋といったところですが、実は明治時代に建築された築100年以上のお屋敷。売主さんは、約300年前、江戸時代の聖徳という元号から続く由緒ある家系の方です。
柱や梁は長年の使用に耐えうる立派なものが使われており、建具もいい具合に艶と味が出ています。天井の高い土間の玄関に、掘り炬燵のある居間。なにより、天井の煤竹が100年の間に蓄積された趣を感じさせてくれます。

煤竹と梁と桁。100年の歴史を感じます
300年の家系が記されています。

豊かな恵みを楽しむ

1000坪の敷地内にある納屋では、以前は牛を飼っていてトラクターなどが普及するまでは使役牛として活躍していました。庭にはコイを泳がせていた池があり、四季折々の野菜を作った畑もあります。
そして、斜面にはたくさんのタラノキが植えられています。4月には山菜の王様とも言われているタラの芽を好きなだけとることが出来ます。こちらの家の所有者の井さんにお話を聞くと、天ぷらや、煮物にして食べるのがおすすめだそうです。湯がいてから一度冷やし、濃いめのだしで味を付ける。とても贅沢ですね。

タラの木。タラの芽取り放題です。

近くで食事処を営む井さん

井さんは江戸時代から続く井家の10代目で、現在は先代が始めたお店を継がれています。大阪、大分、熊本のホテルで修業をされた先代が地元に帰ってお店を始めたいと考え、開業されました。現在切り盛りされている井さんも熊本のホテルで修業をされていました。おススメはオムライスとグリーンカレーです。
「グリーンカレーをメニューに入れた理由は、産山村が30年前からタイと交流を続けてきているから。自分も2回タイに行ったことがあるんですよ。」と、井さんは話してくれました。

ふわふわのオムライス。トマトのソースと絡めて。
井さん。右の絵はタイの有名画家に描いてもらった。

産山村について

産山村は熊本県の北東部に位置する、人口約1500人の豊かな村です。標高が500~900メートルあり、夏はエアコンがいらないくらい涼しく、冬はマイナス10度に達します。大自然の中で満天の星空を楽しむことができます。日本の名水100選に選ばれた池山水源や、山吹水源などの湧水が豊富で、水道水はすべて湧水を使っていることが村人のちょっとした自慢とのこと。
スーパー、ディスカウントストアや病院へは、約30分程で阿蘇市内の施設へ行くことが多いです。村内にも商店・診療所があり、そちらで買い物・受診をすることもできます。

村唯一の診療所。曜日ごとに先生が来て診察を行う。

基幹産業は農業、充実の支援
産山村の基幹産業は農業です。高冷地に適しているほうれん草やチンゲンサイ、アスパラ、トマトが盛んです。牛などの畜産をされている方も多くいます。
新規就農希望者への施策が充実しており、住居やトラクター、ハウスなどを2年間無償で借りることができます。最初に初期投資をしないで始めることが出来るため、都心から移住してあらたに農業を始めたいという方のハードルが低くなっています。

日本の名水100選に選ばれる池山水源

義務教育学校 産山学園とは

熊本県下2番目の義務教育学校
学校は村立の産山学園があり、義務教育学校という制度をいち早く採り入れています。小・中学校の9年間を一つの学校で一貫した教育をすることによって、柔軟できめ細かい教育を目指しています。一般的に小学校から中学校に上がるときに学力などのギャップが生じると言われていますが、義務教育学校ではそのギャップを無くすようなカリキュラムを組み立てています。

産山学園。111名の生徒の学び舎。


ICTを活用した教育
産山学園は1~9年生(7~9年生が中学1~3年生に相当)が1学年1クラスあり、全校生徒数は111人です。
教育委員会の方の話によると、電子黒板や全校生徒分あるタブレット端末などのICTを積極的に活用していて、 算数や国語ではドリルや漢字の書き順などを習い、道徳では電子黒板にクラスの全生徒の考えを映し出してディスカッションをします。体育では動画を撮影して、コマ送りなどで動きを観察・検証しています。
食べることではぐくむ産山愛
食育にも力を入れています。年に一回の「夢の給食」ではあか牛のステーキを食べられます!産山村の生産農家さんから、自分たちの村でどんな野菜がどんな風にどういった想いで作られているかを学び、シェフが大きな鉄板を使って赤牛ステーキを目の前で焼いてくれます。
「うぶやま学」で、産山を体験する
全学年にある「うぶやま学」という授業では、5年生の時には米作りを体験します。農家さんに手伝ってもらいながら、田植えから始まり、収穫したお米を給食で食べます。
9年生は子ども議会を行い、自分たちで考え、まとめた提案を村に行います。現在は村内を流れる一級河川の名称を、校歌にも出てくる以前の親しまれていた名称に戻すという、村どころか県や国をまきこむ動きをしています。
そのほかにも炭焼きやシイタケ栽培などをしていて、体験型の授業が多いです。体験を通して産山を学び、愛着を持ってもらえたら理想的とのことです。
一園一校で顔の見える申し送り
産山学園は村にある唯一の保育園と連携していて、年長の園児が小学校に体験入学するなどして、スムーズに小学校に上がれるように配慮しています。
先生も夏休み期間中に保育園にいき、保育士と一緒につきっきりで子供と遊び、来年小学生になる子供の様子をみます。様子が気になる子供がいたら、定期的に保育士と情報共有を行い、小学校に上がる際に適切な支援を行えるようにします。
産山から世界へ~ヒゴタイ交流~
「ヒゴタイ交流」というタイとの国際交流を30年前から行っています。 ヒゴ(肥後)の国とタイと、産山村村花のヒゴタイにちなんで付けられたネーミングです。 毎年中学生がお互いの国へ行き、ホームステイをしています。
以前ヒゴタイ交流で来たタイの有名なアーティストは、好きになった産山村に定期的に訪れ、村のバスなどに絵をかいてくれています。
その交流のおかげか英語への意識が高くなり、在学中に英検1級まで取る生徒もいるとのことです。

村花のヒゴタイ。もっと紫に色づく。

「コンビニも無ければ信号もない」産山村ですが、産山村にしかないものだってたくさんある、そんな村です。


大規模リフォームが必要

キッチン、トイレ、お風呂の水回りや、内装関係の大規模なリフォームを行う必要があります。屋根、天井の補修も必要です。リフォームは購入希望者で行うこともリフォーム業者さんを紹介することも可能です。

間取り図は略図の為、現況優先とします
物件概要
所在地 熊本県阿蘇郡産山村大字田尻
交通 【バス】 なでしこの里前 停歩7分
価格 350万円
間取り 7DK
構造 木造
建物面積 201.67m²
土地面積 3,006.28m²(公簿)
築年月 約100年
土地権利 所有権
都市計画 区域外
用途地域 無指定
建ぺい率 70%
容積率 200%
地目 宅地
接道状況 東 4.0m 公道 ・ 西 4.0m 公道 ・ 二方道路
現況 空き家
引き渡し 相談
情報公開日 2018年12月23日
備考 山林、畑含む、古民家 、現状渡し、他倉庫あり
物件番号 50010

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